こんにちは、カモトです。
40代に入ってから、仕事に対する向き合い方が大きく変わってきました。
今回は、「やらされ感を捨てる」というテーマで書いてみたいと思います。
「やらなきゃ…」の連続だった20代・30代
20代の頃は、とにかく「やらなきゃいけないこと」が多かった気がします。
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上司に言われたタスク
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ノルマ達成のための営業活動
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締め切りに追われる資料づくり
それを「こなす」ことで、評価されて、給料が上がって、ポジションも上がっていく。
いわば、「やらされ仕事」が当たり前の感覚でした。
でも――
心から楽しいと思える瞬間は少なかった。
「なんのために働いてるんだっけ?」
30代後半に差しかかった頃、ふと立ち止まる瞬間がありました。
とあるプロジェクトが終わったとき、充実感よりも虚しさを感じてしまったんです。
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「達成感」じゃなくて「脱力感」
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「よくやった」じゃなくて「やっと終わった」
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「次も頑張ろう」じゃなくて「また同じか…」
そのとき気づきました。
自分の意思で働いていなかったことに。
40代で変えた「仕事の前提」
そこで40歳を迎えるにあたり、仕事のスタンスを根本から見直しました。
キーワードは【やらされ仕事をやめる】。
もちろん会社や取引先との関係がある以上、100%自由にはできません。
でも、以下の3つを意識するようにしただけで、驚くほど仕事の「質」が変わったのです。
①「選ぶ」意識を持つ
以前は「降ってくる仕事はすべて受ける」のが当たり前でした。
でも今は、自分が価値を出せるかどうかをまず考えます。
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「これは自分がやるべきか?」
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「この案件はワクワクできるか?」
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「5年後にもこの経験は活きるか?」
たとえ相手が上司であっても、Noと言う勇気を持つようにしました。
(もちろん、伝え方には配慮しますが)
②「自分ゴト化」する
どうしても受けなきゃいけない仕事もあります。
そんなときは「やらされ感」で動かず、自分ごととして捉えるようにしています。
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「この仕事で、自分はどんな成長ができるか?」
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「自分なりに工夫してやれることはないか?」
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「この仕事をやる理由を、自分の言葉で語れるか?」
これを意識するだけで、モチベーションが全然違います。
③「小さな楽しみ」を仕込む
仕事の中に、自分だけの小さな楽しみを作るようになりました。
たとえば…
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プレゼン資料を人の心を動かすように構成する
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クライアントとの打ち合わせで雑談から笑いを取る
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経費報告を、最もスムーズに終わらせるゲームとして楽しむ
まるで仕事を“自分の遊び場”に変える感覚です。
この発想を持てるようになってから、日々がグッと楽しくなりました。
「やらされ感」が消えると、成果も変わる
不思議なもので、「やらされている」と感じていた頃より、
自分で仕事を選び、楽しむようになってからのほうが――
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結果も出る
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評価も上がる
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忙しさの中でも、充実感がある
何より、疲れ方が全然違うんですよね。
同じ10時間働いても、まったくしんどくない。むしろ「もっとやりたい」と思える。

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