今日は、40代の経営者として「家族との時間をどう過ごすか?」というテーマについて書いてみたいと思います。
経営者の“あるある”週末
起業して数年は、土日も関係なく働いていました。
いや、正確に言えば「働いているふりをしていた」だけかもしれません。
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PCを開いてSNSチェック
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新しいツールを試す(すぐ飽きる)
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本を読みながらウトウト
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「仕事のアイデアを考える」と言いながら何もしない
こんなふうに「自分時間のようで、自分時間じゃない」週末を何年も過ごしていたんです。
子どもに言われた一言
ある土曜日の朝、
5歳の娘が僕にこう言いました。
「パパって、いつもスマホ見てるよね?」
その瞬間、心にグサッと刺さりました。
「子どもと向き合っている“つもり”」だった自分に気づいたんです。
家族との時間は、最高の“投資先”かもしれない
それ以来、意識的に以下のことをやるようにしています。
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週に一度はスマホを持たずに公園に行く
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図書館で一緒に絵本を選ぶ
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一緒にお菓子を作って、片付けまでやる
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子どもと“対等な目線”で話す
驚いたのは、それだけで子どもとの会話が劇的に増えたこと。
「こんなことに悩んでるんだな」とか
「こんなに想像力あるんだな」とか、
“父親”でありながら、“一人の人間”として娘とつながっていく感覚がありました。
経営の調子も上がっていった不思議
不思議なことに、家族との時間を大切にし始めてから、仕事のパフォーマンスも上がっていったんです。
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無駄なSNSチェックが激減
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集中力が上がり、短時間で仕事が終わる
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アイデアがよく浮かぶ
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人間関係のストレスが減る
「仕事とプライベートは別」という考えもあるけれど、
僕は今、両方がつながって循環している感覚を持っています。
“幸せな時間”が増えると、人生の質も上がる
40代になると、
「このままでいいのか?」とふと立ち止まる瞬間が増えます。
そんな時、
“稼ぐこと”や“成功すること”よりも、
**「誰と、どんな時間を過ごすか」**の方がはるかに重要なんだと気づかされます。
僕にとって、それが“家族と過ごす週末”でした。


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